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患者はホームページで医療施設を選ぶ?

患者は何を基準にして医療施設を選んでいるのでしょう?

一般家庭のパソコン普及率が平成18年で70%を超えました。それに伴いインターネットを使って情報を得ている人たちが増えています。

ここで、厚生労働省が全国の一般病院を対象におこなった調査を見てみましょう。まずそこで、患者は「あらかじめ何らかの情報を得て、医療施設を選択する」傾向が強くなってきているそうです。

平成11年度調査

「家族・友人に聞いた」と答えた人が、外来患者で74.2%、入院患者で69.9%

同年「インターネットを利用した」と答えた人、わずか0.4%だったそうです。

しかし、平成14年度を見てみると(%は複数回答あり)

もっとも多かったのが「友人に聞いた」という答えで70.9%

次いで、「家族に聞いた」と答えた人が37%

「かかりつけ医」からの情報という人が32%

しかし「医療機関ホームページ」との答えも24.3%に増加していました。

平成19年になり、この結果は飛躍的な増加をみせています。「口コミに加えてインターネットを活用している」と答えた人は、なんと40%を超えたそうです。この結果を受けて厚生労働省は、「患者・国民が医療施設を選択する際の情報取得源のひとつとして、インターネットを通じて医療情報を入手することも、情報社会といわれる昨今の社会状況を反映し、有力な手法になりつつある」とまとめています。

このように、患者が自ら医療情報を入手、選択し、主体的に医療に参加することを可能にするための幅広い情報の提供が望まれているのです。現在では、社会的なニーズに応えるべく、多くの医療施設などから自施設情報をはじめ、幅広い医療情報、診療情報が発信されるようになってきました。
大切な情報として活用してもらえるように、ホームページ制作会社もガイドラインを遵守したホームページを制作していかなければなりません。

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